忘却の旋律 第12巻(通常版) [DVD]
|
|
ジャンル: | アニメDVD,漫画DVD,アニメ,漫画,テレビ漫画
|
人気ランキング: | 5357 位
|
発送可能時期: | 通常1〜2週間以内に発送
|
参考価格: | ¥ 6,090 (消費税込)
|
ご購入前のご注意
当ホームページはアマゾンウェブサービスにより運営しています。
商品販売はすべてアマゾンの取り扱いです。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。
|
|
う〜ん、さすが!!
この作品はよくわかんない。赤を基調にした美術は不気味さを誘い、滑稽なネーミングのモンスターユニオンのエージェントは、これまた悪い冗談かと思うようなバカバカしいやり方で、壮大な陰謀をたくらむ。完全に無意味でどことなく淫靡な演出はまったく唐突にシーンのところどころに挟み込まれ、場面の切り替えには整合性を気にしない。 そんな作品の最終巻だから、やっぱりそうだった。なぜだか劇場みたく上がる幕、ボッカ以外のメロスの戦士が結局どうなったかも不明。美少女牧場はまったく悪い冗談そのものだし、モンスターキングとの戦いの結果小夜子がなぜ生きてるのかしっくり来ない。最後の最後までぐちゃぐちゃだった。でもだ、でもなんだ、ボクは感動しちゃったのよ。このラスト。特にボッカと、モンスターキングのさしの決闘場面。一体どこをどうやったらこんな展開に?つっこみはどっかにふっ飛んで、理屈抜きの純粋な感動。この作品はこんなシーンのタペストリーなんだよね。それにキャラがすごく立ってるっていうのも見逃せない。主役級のキャラは一人一人がむちゃくちゃ魅力的なんだ、けどまたそんなキャラを惜しげもなくバラして使っちまう。それぞれが深く交わることがないんだよ。普通なら気のきいた三角関係でも作るとこなのに、そんなサービスする気もない様。物語はむちゃくちゃで、展開は支離滅裂、設定も意味不明なんだけど、この作品が伝えようというメッセージはなんだかはっきり見えてくる感じなんだよね。ものわかりのいい世界の中で、ものわかり悪く生きることの意味、長いものに巻かれる楽さと、つらさ、みたいなものかな。このごろ流行の自己満アニメに一見見えるけど、実は、けっこうしっかり見ていったらなんかが残る。これはほんとに奇奇怪怪摩訶不思議。最初から最後までなんだか心地よく煙に巻かれたみたいな変な気持ちだ。
角川書店
忘却の旋律 第11巻(通常版) [DVD] 忘却の旋律 第10巻(通常版) [DVD] 忘却の旋律 第9巻<通常版> [DVD] 忘却の旋律 第8巻<通常版> [DVD] 忘却の旋律 第4巻(限定版) [DVD]
|
|
|
|
|