エンゾ・早川の体型大全
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商品カテゴリ: | アート,建築,デザイン
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セールスランク: | 11764 位
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参考価格: | ¥ 1,365 (消費税込)
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《自転車屋であり、作家であり、イラストレーターであり、革命家でもある一介の天才》(p.98)
この本は、なかなか本格的なトレーニングに踏み出せないでいるようなサラリーマンに対して「あなたの体はこんなに醜くなっているんですよ」「あなたの身のこなしはこんなにもみっともないんですよ」ということを教え、「こちら側」への第一歩を踏み出させようとする意図で書かれたんだと思います。
エンゾさんの重視しているのはインナーマッスルと体幹なんでしょうね。腸腰筋とか胸鎖乳突筋とか中臀筋の大切とか、いろいろ書いていますが、それがイラストで示されると、エンゾ氏などの鍛えている人とペロンペロン歩きのサラリーマンの差は歴然で「なんかやらねば…」という気にさせられます。
《人間は二足歩行のせいでタテ長なので、体高が低い四つ足動物よりも血液の環流に手間がかかる。それこそ野生動物よりもせっせと運動に励まないと、むだ水のたまった陰影のない足首になってしまう》《不自然に足首の太い"雨どいちゃん"は、比較的早い段階で学校体育を放棄してしまったコに多い。"かったるい"というだけで思春期にして身体活動からドロップアウトしてしまった彼女たちは、センスある足首をかたちづくるのに必要な筋肉を獲得する機会を失ってしまったのである》(p.32-)なんてあたりはハッとさせられます。
深い。読むごとに深い。
一見するとエンゾ氏の書いた「イラスト本」と思われがちだが、読み進んで行くうちに、体型を解説しながらいかに多くのメッセージを発しているかに気付かされる。自分はロードバイクを嗜むが、この本で自分の歩き方がカカト着地依存の「ペロンペロン足」だった事に気付かされ、拇指球を意識した歩きを心掛けた途端にペダリングまで劇的に改善された。エンゾ氏の著書はまるでしゃべりかけられているように軽妙な語り口で、日常生活をより快活に過ごすためのヒントを判り易く説いている。体型大全と一緒に「フィットネスミシュラン」をあわせて読まれる事を強くお勧めする。ちなみに私はエンゾ氏のトレーニングを実践する事で、2年足らずで10キロの減量と、100キロを楽しく走れる身体を手に入れた。エンゾ氏に感謝。
ちょっと 気持ち悪いイラストもあり
自分の裸体を鏡で見るのは勘弁して欲しい。自分の筋肉に日常の悪行の罪悪感を感じる
のが健康資本主義時代の原罪だからかな?
イラストは気持ち悪い絵では決して無いのだが、その罪悪感に触れられることが、大変
いやなのだと思う。すてきなお姉さんも出てきて、総じて私は楽しんで読めたが、蔵書と
して本棚にずっと置くのかと言われると、類を見ない書ですがクエスチョンマークです。
エンゾ氏6冊目の革命本
エンゾ氏の著作であるが、いわゆる自転車本ではなく、どちらかと言えば、「フィットネスミシュラン?茅ヶ崎的カラダ変身プロジェクト」や、「ラクダのコブのある自転車乗りになりたい」の流れを組む、意識が体型に現れる、体型を変えれば意識も変わるというエンゾ流革命本です。
読み始めたときは意味が分かりにくいですが、読み進めるうちに、あれは仕掛けだったんだと気付く面白い構成です。半分は氏によるイラストですが、何度も登場する謎の女性のイラストにはそそられます(笑)
蛇足ですが、この本は既存の書籍のジャンルを超えているので、リアルな書店では、どのコーナーに並ぶのかさっぱり想像がつきません。アマゾン以外では発見するのが難しいかも。
自由国民社
フィットネスミシュラン―茅ヶ崎的カラダ変身プロジェクト ラクダのコブのある自転車乗りになりたい まちがいだらけの自転車えらび―幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買いかた ツール・ド・フランス 勝利の礎 ロードバイクに乗るときに読む本 (趣味の教科書) (趣味の教科書)
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